屋根材の違いと耐久性【HOUSE STUDY Vo.1】

永見工務店では、これから新築住宅を建てられる方やリフォームを考えられている方に、一生涯安心して過ごせる家造りをしていただく為の情報発信として「HOUSE STUDY」を掲載していきす。

皆様のお役に少しでも立てれば幸いです!


今回のテーマは・・・

長く住む為のお家のメンテナンス費<屋根~仕上げ材編>

念願の新築住宅をご検討される際、皆様は何を重視されますか?

外観?間取り?設備機器?

どれもこだわりたい部分ですが、永見工務店が創業以来掲げているテーマの一つが「耐久性」です。
どれだけ素敵なデザインのお家を建てても、基礎となる構造体がしっかりしていないと、将来的に膨大なメンテナンス費が発生する可能性も…。

実際に過去の事例で、入居後20年で大幅な改修工事が必要となり、1000万円近くの修繕費が必要になった事例もあります。

そこで今回のSTUDY!
”屋根材の違いを知ろう”です。

普段の生活では見る機会は多くありませんが、365日雨風を防いでくれる大切な屋根。さまざまな種類がありますが、その違いはなんでしょうか。

代表的な屋根材を比べてみましょう!

【 ガリバリウム鋼板(金属屋根) 】

ガルバリウム鋼板は主にアルミと亜鉛で構成された鋼板です。従来のトタンに比べてサビに強く施工性がよい特徴があります。
価格もある程度抑えられるので新築住宅・リフォームの際にはよく使われます。しかし、あるメーカーカタログによれば、「1年に1回の目視点検」「5年に1回の業者点検」「年に数回の水洗いクリーニング」を推奨しています。これは現実的に可能でしょうか?おそらく多くの方が不可能だと思います。
また、ガルバリウム鋼板は、その耐久性を表面処理の塗料によって維持していますので、表面塗料の再施工が必要です。60年間では、2~3回の再塗装メンテナンスが必要となるでしょう。

【 スレート 】

スレートには天然スレート・化粧スレートがあります。天然スレートは現在はあまり使用されていません。化粧スレートはセメントに繊維素材を混ぜて薄い板状に加工したもので、色・デザインが豊富、価格が圧倒的に安いのが特徴です。

スレートの耐用年数は15年〜20年程度と言われています。60年の間に取り替えが必要となりますが、その際は全面取り替えになります。

【 瓦屋根 】

昔から使われてきた素材で、皆さんも日常で目にした事があると思います。瓦屋根の耐用年数は60年以上です。現存する建築物の多くに瓦が使用されています。

瓦は重量がある為、耐震性能はガリバリウム・スレートと比べるとやや劣りますが、今の住宅は耐震構造が高く設定されている為あまり気にしなくても大丈夫です。

永見工務店のテーマの一つが「超高耐久住宅」です。

ここまで読んで頂いた方で察しの良い方はもうお気づきですね??

そう、永見工務店のオリジナルブランド「KAMIKI」仕様の新築住宅は全て「瓦屋根」が標準仕様です。

インテリアなどとは違い、一度建てたらなかなか変えることの出来ない構造部分だからこそ、最低60年間はメンテナンスをしなくて良い瓦屋根を使用します。 おじいちゃん、おばあちゃんになっても安心して我家に住める「自然素材の超高耐久住宅」を実現し、構造体メンテナンスフリーをお約束するKAMIKIをぜひご検討ください。