大工人口激減 / 将来のメンテナンス事情を考える【HOUSE STUDY Vo.17】

永見工務店では、これから新築住宅を建てられる方やリフォームを考えられている方に、一生涯安心して過ごせる家造りをしていただく為の情報発信として「HOUSE STUDY」を掲載しています。

皆様のお役に少しでも立てれば幸いです!


今回のテーマは・・・

「将来のメンテナンス事情」 を考えるです。

何かとても大変そうなテーマですが、・・・その通りです!

早速ですが、以下のデータをご覧ください。

                    2030年での大工人口予測


なんと2000年に65万人だった大工人口は2030年には21万人! 3分の1になってしまいます!

加えて若年層の減少が深刻です。

当然、住宅市場自体が減少しますので、ある程度の大工人口の減少は許容範囲なのですが、完全に許容を超えています。

もしもの災害時に、2030年頃にはそれを復旧する大工は ”いない” ということです。

現在でも「熟練工の不在」は問題となってきており、それはさらに加速します。

ではここで、この問題を①新築住宅建築②リフォーム工事に絞って考えてみましょう!

①②ともに大工が少なくなるとすれば、(もうすでに少ないので現在進行形なのですが)作業の単純化・マニュアル化により生産性を上げなければなりません。
熟練工がいないので、単純作業化せざるをえないのです。

        

本来求められる施工内容のレベルをさげて単純化・マニュアル化する。



私達(生粋の大工集団である永見工務店)とすれば、世間一般の、この施工内容のレベル低下を一番危惧します。


いかに早く合理的に  (大工1人における生産性UP)


上記に焦点を当てた場合、私達から見るに手抜きに近い工事が蔓延しかねないのです。
大工さんにスピードばかりをもとめるメーカーや工務店が多すぎますね!

時代の流れもある程度はわかるのですが、、、。


施工手順のイメージを言葉で表した場合
従来の木造建築が 「木を組む」 であるのに対し
現在は      「接着剤または釘等で 張り付ける」 感じでしょうか!

(接着剤の寿命が 家の寿命となっています。)

↓構造用合板パネルで組み立てられる新築現場

(過去のハウススタディーを是非ご覧ください!)

◎過去のハウススタディーにおいて、構造用合板のことを何度も取り上げましたが、この構造用合板を使う大きな理由は上記につきるのです。施工の簡素化です。マニュアル化(熟練工抜きの施工実現)です。

この合板が60年程度、初期値性能を維持するのであれば私達も理解するのですが、、、。

現在の家は、ほぼすべての家で構造用合板がつかわれます。ローコスト住宅であればコストとの兼ね合いで仕方が無い部分もありますが、ハイクラスな家もすべて合板仕様です。

出来れば、ローコスト以外の家においては、熟練工により、本物の木で家を建てる、あるいはそれを目指すべきではないかと思うのですが、いかがでしょうか?


完全自然素材である「純粋な木」だけで家が建てられれば、シックハウスや、耐久性においての問題はかなり解消されるのですが!

くわえて、大工さんとして本物の木を扱える「やりがい」も格段にアップします!

永見工務店の「KAMIKI」は使用木材がすべて「檜」!!

本物の木を扱える熟練社員大工が建てます!!

すでに、大工さん不足に悩まされている営業系工務店、設計事務所、メーカーが多数あります。

社外の下請け大工さんばかりで成り立っている会社は、将来のメンテナンスが実行可能なのか否かを
確認する必要もありそうですね!