木が大好きな大工さんの 飾らないつぶやき
~本物の木で大工仕事が出来て幸せです~ 60代大工より
山口県山口市にて、自然素材 無垢の木の家 新築注文住宅を建てさせていただきました。
集成材や合板を使わず、無垢材のみで建てさせていただいております。
使用木材は当社ブランドの「KAMIKI」総桧仕様です。
構造材、床、壁、天井に桧を使い、とても落ち着いたナチュラルな和風に仕上がりました。
雑味のない桧の香りは施主様をしっかり癒してくれると思います!(⌒∇⌒)
近年の家はほぼすべての家で構造材に集成木材や合板が使われます。
新築時から「木」の香りではなく「接着剤」の臭いが当たり前になっていますが、集成木材・合板を使わない永見工務店の家ではお引き渡し時から20年30年と木の香りが続きます。
構造用合板を使いますと、とても仕事が簡単で早く終わります。しかしその便利さ故に失うものがたくさんあります。
”本物の木だけ”で建てられた古民家と呼ばれる100年以上前の家は今でも沢山ありますが、構造用合板を使い始めた40~50年程度前の家は合板の寿命がきて解体されています。
合板が作り出す家は一般の方々が思い描く「夢の木の家」なのでしょうか?
40年持てば良いと割り切れるローコスト住宅であればまだわかりますが、ハイクラスな家でも合板の寿命は同じです。
数々の家を見てきた現場の大工としては考えさせられます。