木が大好きな大工さんの 飾らないつぶやき
~本物の木で大工仕事が出来て幸せです~ 60代大工より
山口県防府市にて、自然素材 無垢の木の家 注文住宅を建てさせていただきました。
珪藻土を柔らかく塗りあげ、全体的に優しいイメージにしました。優しい時間が流れそうです。
写真で見た感じで、ここまで柔らかみを出そうとすると、2度塗りが必要となります。下地塗りの段階で角を丸くし、そして仕上塗りをします。最近は石膏ボード下地に下地塗りなしの一発仕上げがほとんどですが、この柔らかさは一発仕上げでは出せないやさしさですね。
床は赤松30mm厚です。構造材に集成材や合板は使いませんので、30mmの厚みが必要となります。窓枠、建具枠その他枠材も全て無垢一本物の木です!
本物の木が出す深みは、一度知ってしまうと張り合わせ木材では満足できなくなりますね!
大工も センス が必要です。
昔は 型にはまった造作ばかりでしたが、今は逆ですね。
いかに型にはまらないかを考えて施工します。
大工も日々デザインを考え施工していますよ!(⌒∇⌒)
構造材に合板等を一切使いませんので、私達は真面目に100年後がある家造りをしていると自負しています!
50年もたてばこちらのお家もアンテーィークな味のある家になりますね!^^