木が大好きな大工さんの 飾らないつぶやき
～本物の木で大工仕事が出来て幸せです～ 60代大工より
山口県防府市にて、店舗を建てさせていただきました。
防府市駅前の、とても有名なレガトー様です。社長様は細かいことは何も言われず、まかせていただきました。もともとが有名なお店。
とてもプレッシャーも大きく、社内でチームを作り対応しました。
屋根、壁、床、内装。とにかく職人の「手」をかけました。
レガトー社長様の職人気質に負けないように。
ほとんどすべてが「曲線です」これが大変手間がかかるのです。
例えば外壁。角を丸くするには左官さんが「塗り仕上げ材を丸く塗ればいいだけでしょ」そんなことでは、できないのです。
仕上げを丸くするには、下地を丸く塗る。丸く下地を塗らせてあげるには下地の木を丸くしなければならないのです。
「木を丸く」がとにかく手間がかかるのです！こうまでしないと、全体的な“優しい丸み”はでないのです。
わかっていただけましたでしょうか？ ここまで手をかけさせていただいて、職人として幸せです！本当に有難うございました！
