「木の家」の違いについて【HOUSE STUDY Vo.21】

永見工務店では、これから新築住宅を建てられる方やリフォームを考えられている方に、一生涯安心して過ごせる家造りをしていただく為の情報発信として「HOUSE STUDY」を掲載しています。

皆様のお役に少しでも立てれば幸いです!


今回のテーマは・・・

「木の家」の違い 木の家にもいろいろある!

念願の新築をご検討される際、皆様は何を重視されますか?

「やっぱり木の家がいい」と思われた方は多いのではないでしょうか?

事実、データでは、約7~8割の方が木造を指示しています。

実は、同じ「木造」でも様々な種類があります。代表的な木の家をご紹介します。

1.純木造建築→純粋な木のみで建てられる家です。

2.木構造+構造用合板で組み合わされた家です。

3.ツーバイフォー・ツーバイシックス→木質パネルで組み立てる家です。

1.2.3の違いはわかりますでしょうか?

これがわかる方は、かなり勉強されている方ですね!

実際のところ木材料の組み合わせでさらに細分化されますが、ここでは2パターンに分けてみます。

純木のみで建てる家 VS 木質系材料(集成材や構造用合板など)純木

現在建てられている家はほぼ木質系木材(集成材や合板)を使いますので、純木のみの家は見ることはないのではないでしょうか?
しかし、「家=住宅」を見ることはは出来ませんが、比較的近くで見ることが出来る純木の建物があります。

それは

『  神社や仏閣、お寺などの木造建築物です。 』

神社や仏閣、お寺等は、木造建築の最高峰とされていますが、なぜ「最高峰」なのでしょうか?
それは、100年以上の耐久性を担保するため、機械では出来ない作業が非常に多く、手作業になるからです。そしてその手作業には卓越した職人の技術が必要になるのです。技術の結晶なのです。

なぜ手作業になるのかというと、便利な構造金物や合板パネルなどを使えないかです。
ではなぜ構造金物や合板パネルは使えないのでしょうか?
その答えは「100年以上の耐久性を重視する」からです。

金物に関しては耐久性が飛躍的に伸びていますので、一部においては使用されています。しかし、合板パネルに関しては(20~30年前よりも耐久性が伸びてはいますが、)100年の耐久性はありません。本物の木には全くかなわないからです。

木造建築の最高峰では合板パネルは「 × バツ」です。

ではなぜ一般住宅にはパネルが多様されるのでしょうか?

いくつかの理由が挙げられますが、一番大きいのが、

建築費の多くが広告宣伝・営業費、その他に使われ、実際に現場へ渡される費用があまりに少ないからです。


プラモデルのようなパネル化された家は作業手間も省け、熟練工でなくても出来る仕事がほとんどで、その上強度や気密性など初期性能は非常に良い数値をたたき出します。
しかし、耐久性に関しては、本来有るはずの長期にわたる耐久性は待ったくないと言っても過言ではありません!

ここで!

永見工務店の家は、全て本物の自然木のみで建てています。
通常であればとんでもない価格になるのですが、
当社には営業マンがいません。その人件費や、展示場などの経費をしっかりと省き
実現可能な価格になっています!

自然木のみの家ならば、本来持つ100年という単位の耐久性は間違いないと言うことですね!
その上、省エネルギー性能や地震の対策も最上級レベル!!

永見工務店の構造躯体 全て桧で構成されている

どんなに素晴らしい性能があっても、基本となる躯体が40~50年程度で劣化するようでは、その性能を長きにわたり発揮し続けられません。
永見工務店の家は

最低100年の耐久性を持たせた躯体に最高水準の性能」
を持たせています。