家の空調について 【HOUSE STUDY Vo.22】

永見工務店では、これから新築住宅を建てられる方やリフォームを考えられている方に、一生涯安心して過ごせる家造りをしていただく為の情報発信として「HOUSE STUDY」を掲載しています。

皆様のお役に少しでも立てれば幸いです!


今回のテーマは・・・

「家の空調について」

念願の新築をご検討される際、皆様は何を重視されますか?

迷われる項目の一つに「空調設備」があると思います。

以下、様々な快適設備をご紹介させていただきます。

1.『全館空調』


小屋裏等に1~2台(家の大きさによります。)大きな空調機を取り付け、
家全体をダクト等でつなぎ、空調管理することになります。
イメージはこんな感じです。

こちらは、「Z空調」というDAIKINさんのシステムです。
全館空調は24時間換気とエアコンが合体したような物です。
イメージとしてはホテルの様な感じですね!
メリットは季節を感じさせない。いつも一定の温度管理が可能となります。
デメリットは、初期投資の金額が高くなります。

(当社はZ空調の施行登録店です!!)

2.『小屋裏エアコン・床下エアコン』


これは、建築的手法とエアコンを組み合わせたアナログな全館空調です。
要は完全なシステムとしての全館空調ではなく、通常使っているエアコンの設置場所を変えるというアイディアで家全体の空調をコントロールするということです。
この考えは、設置場所によりメンテナンスのやり方や気流の流れが変ります。家全体を管理するようなイメージにするには、宅内の気流口等検討が必要です。
くわえて、エアコン自体も温度センサーの位置により室内の温度管理に違いが出ますのでエアコンの選定も要注意です。

3.『エアコン+サーキュレーター』


LDK等に可能な限り大容量のエアコンを設置し、その温・冷風をサーキュレーターを使用しダクトで各部屋、又は床下、小屋裏へ送り込み全館の空調管理をするという考えです。これも非常にアナログな考えですが、初期投資は少ないが効果は大きいやり方の一つです。
エアコンのメンテナンスも通常になりますので、長期スパンでエアコンが壊れた場合なども考慮すると優れたコストパフォーマンスを発揮します。エアコンも日々進化しますので、時代の流れに沿うことが容易に出来ます。

矢印はサーキュレーター+気流口  

空調という観点から機械的に家全体を管理するのはその他様々な方法が考えられますが、大切なのは設置時だけではなく
通常メンテナンス費用・故障した場合の費用(あくまで家電なのでいつかは故障します)・ダクト設置によるダクト内の衛生面・ランニングコスト等々
様々な観点からアドバイスしていただける専門家の提案は不可欠かと思います。
メリットも大きいですが、施主様の考え方によってはデメリットも多いシステムですので時間をかけ決断することをお勧めします。

ここで!
永見工務店では、全館空調についてもほぼ全パターンでの設置を可能にしています。これは自社に技術者である社員大工が在籍していますので、気流の作り方から設置スペースの作り方まで、各システムの内容(理論)を把握した施工者が施工します。外注大工ではないので、施工も安心!


システム自体のご相談も担当者が詳しくご説明させていただきますので、
お気軽にご相談ください!