新築時のシックハウス症候群について 【HOUSE STUDY Vo.23】

永見工務店では、これから新築住宅を建てられる方やリフォームを考えられている方に、一生涯安心して過ごせる家造りをしていただく為の情報発信として「HOUSE STUDY」を掲載しています。

皆様のお役に少しでも立てれば幸いです!


今回のテーマは・・・

「シックハウス症候群」

念願の新築をご検討される際、皆様は何を重視されますか?

省エネルギー性能・耐震性能・間取り・設備関係等々
「沢山の夢」があると思います。

新居での生活が始まったが体調が優れない、、、。
なぜかわからないが、頭痛が始まった、、、。
これこそがシックハウス症候群です。

新居だから引っ越しすることも出来ないし、、、。

これでは何のための家なのかわからなくなってしまいます。

そこで、シックハウス症候群に関してスタディーしましょう!

●現在の家はシックハウス対策が完璧なのか?

先ずはこちらからです。
はっきり申し上げます。完璧ではありません!
VOC(揮発性有機化合物)対策として規制がかかっているのはホルムアルデヒドのみということを
ご存じない方がほとんどです。
その他
アセトアルデヒド、トルエン、キシレン、エチルベンゼン、、、、等々は、
実はまだまだ出ております。

上記が主な内容です。(東京都が出した37棟の検査結果です。)

フォースター「F☆☆☆☆」があるから大丈夫!なんて本気で思っていたら少しだけ真剣に
以下を読んでください。

●現在の家はVOCだらけ!?(法的規制があるのはホルムアルデヒドのみで、その他アセトアルデヒド、トルエン、キシレン等々はメーカーの自主規制なので少量は出てても良いのです。)

実際はVOCだらけの様です!
現実の考え方としては、

シックハウス症候群が社会問題となった
   ↓
特にひどいものは使用禁止。または使用規制値をつくった。濃厚な原因物質はメーカーの自主規制となった。  
   ↓
規制値以下なら出しても良いので、どうしても出てしまう!
   ↓
24時間換気してしまえ!
   ↓
24時間換気義務化!

という流れです。 

ですので、24時間換気システムは基本として止めてはいけません!
(VOCを換気で外に出すため!)

ではまだVOCがいっぱいで大変だ!っとなってしまいますが、
やはりおかしな物質を作り続ける会社は淘汰されますので、
基本としては換気することで大丈夫です!

計画換気により24時間換気すればほとんどの方は大丈夫な様です!
(楽観的にいけばです!)

しかしネット上では新築入居後体調を崩されている方の悲痛な叫びが見られます。
これはどうしてでしょうか?

考えられる事は、
・化学物質に非常に敏感な人(化学物資過敏症)
・アレルギー体質の人
上記の方はやはり対策を取った方が良いのではないでしょうか?
食べ物もそうですが、やはり毎日のことです。
もしもの対策として出来ることを一緒に考えましょう!

対策
VOC対策はやはりある程度、施主様自身も勉強が必要ではないかと思います。
家の構造がどのようになっているのか?
どのような材料にいまだVOCがあるのか?
等々勉強しましょう!

基本的にVOC=接着剤または塗料 のようなイメージで良いのではないかと思います。

例えば、いくらF☆☆☆☆マークがついていても接着剤でバリバリ固められた木材等は疑ってかかるべきです。

要は人工的につくられたものに多い。という事です!

ここで!
永見工務店の構造木材は全て「自然のままの木」を乾燥させたもの!

集成木材や・構造用合板は一切ありません!

赤ちゃんが安心して暮らせる「自然の家」です!

アレルギー体質・化学物質過敏症の方等、過去に何棟もその方々に合わせた家を建ててまいりました。
私達は、山口県内でここまでシックハウス対策をする工務店はないのではないかと自負しております!
家全体に使う全ての材料や、換気扇の種類や、換気扇等のメンテナンスに関して、親身にご相談させて頂きます。お気軽にご相談ください!