永見工務店では、これから新築住宅を建てられる方やリフォームを考えられている方に、一生涯安心して過ごせる家造りをしていただく為の情報発信として「HOUSE STUDY」を掲載しています。
皆様のお役に少しでも立てれば幸いです!
今回のテーマは・・・
外部建具「サッシ」の耐久性<アルミ・樹脂・木 の比較検討編>
念願の新築住宅をご検討される際、皆様は何を重視されますか?
外観?間取り?設備機器?
どれもこだわりたい部分ですが、永見工務店が創業以来掲げているテーマの一つが「耐久性」です。
どれだけ素敵なデザインのお家を建てても、基礎となる構造体がしっかりしていないと、将来的に膨大なメンテナンス費が発生する可能性も…。
実際に過去の事例で、入居後20年で大幅な改修工事が必要となり、1000万円近くの修繕費が必要になった事例もあります。
そこで今回のSTUDY!
”サッシ材の違いを知ろう”です。
普段の生活では見る機会は多くありませんが、365日雨風を防いでくれる大切なサッシ。さまざまな種類がありますが、その違いはなんでしょうか。
先ず、サッシは断熱性能もとても重要ですので、そこを見てみましょう。
代表的なサッシ材を比べてみます!
【 ハイブリットタイプ(外部アルミ製+内部樹脂製 】
このタイプのサッシは山口県等比較的暖かい地域では、多数派を占めるサッシです。外部”雨・風・紫外線”に対してはアルミ材で対応し、内部”断熱”においては樹脂が対応する形になります。
アルミと樹脂を組み合わせますので、その組み合わせ方により断熱性能が変わります。
【 ハイブリットタイプ(外部アルミ製+内部木製) 】
このタイプのサッシは、輸入サッシ・外国製に多く見られます。外部”雨・風・紫外線”に対してはアルミ材で対応し、内部”断熱”においては木部が対応する形になります。断熱性能は木部(木も断熱性能が認められています。)にゆだねられます。
【 ハイブリットタイプ(外部樹脂製+内部木製) 】
このタイプのサッシも、輸入サッシ・外国製に多く見られます。外部”雨・風・紫外線・断熱”に対しては樹脂が対応し、内部”断熱”に対しては木部が対応します。外部が樹脂ですと外部+内部断熱で断熱性能が比較的良いサッシが多いです。
【樹脂タイプ(外部樹脂製∔内部樹脂製)】
外部・内部が樹脂で一体構成されます。樹脂自体が断熱性能が良い為、断熱性能は良いものが多いです。
※上記サッシはガラスの性能や枚数(熱線遮断ガラス、高断熱ガラス、ペアガラス、トリプルガラス、ガラス間のガス有無等)によっても、断熱性能は変わりますので、一概にどのタイプのサッシが「絶対に良い」とは言い切れません。
ここで、永見工務店のテーマの一つが「耐久性」です。
ここから、耐久性に関してのお話になります。
耐久性を左右する大きな外部要因に”紫外線”があげられます。
紫外線に対しては一般的に外部構造は「アルミ→樹脂」という順番になるかと思われます。
しかし、近年の樹脂サッシは以前とは比較にならない程、紫外線や熱にも強くなっており、アルミよりも”圧倒的に断熱性能に優れる樹脂”も、外部構造としては見逃せません!
各サッシメーカーも、激しい競争の中で様々な技術を開発し対応しております。
耐久性と共に、断熱性能や意匠性も重要です。
外部・内部の組み合わせは専門家である私達にご相談いただければと思います!
様々なメーカーからご希望に沿ったサッシをご提案させていただきます。
では最後に、メンテナンス性はいかがでしょうか?
これに関してはやはり、国産が有利です。部品などの調達がしやすく迅速な対応が可能です。
永見工務店のオリジナルブランド「KAMIKI」仕様の新築住宅は耐久性と共にメンテナンス性も重視し、国産サッシ「リクシル ・ YKK」製品が標準仕様となっております。