リフォーム・リノベーションで一番気をつけなければならないことは?【HOUSE STUDY Vo.20】

永見工務店では、これから新築住宅を建てられる方やリフォームを考えられている方に、一生涯安心して過ごせる家造りをしていただく為の情報発信として「HOUSE STUDY」を掲載しています。

皆様のお役に少しでも立てれば幸いです!


今回のテーマは・・・

リフォーム・リノベーションで気をつけるべき事!

念願のリフォーム・リノベーションをご検討される際、皆様は何を重視されますか?

価格?設備機器?

どれもこだわりたい部分ですが、永見工務店が創業以来掲げているテーマの一つが「耐久性」です。
どれだけ素敵なデザインのお家でも、基礎となる構造体がしっかりしていないと、将来的に膨大なメンテナンス費が発生する可能性も…。これは、リフォームでもリノベーションでも同じです。

実際に過去の事例で、入居後20年で大幅な改修工事が必要となり、1000万円近くの修繕費が必要になった事例もあります。

そこで今回のSTUDY!
”リフォーム・リノベーションを知ろう”です。

皆様は家をリフォームされる場合先ずは何に気をつけられますか?

候補として上がるのは

・デザイン、価格、設備関係、業者選び、等々

どれも大切ですが、ズバリ一番気をつけなければならないことは、

「この度のリフォームやリノベーションは何年の耐久性(何年使いたいか?)を求めるか?」

です。当然長く使えれば使えるほど良いのはわかっています。

しかし、リフォーム・リノベーション(ここからリノベに略称します。)は新築とは違い、元の古い施工があります。

実はリノベにはいろいろな方法があります。


たとえば、屋根の葺き替え工事を例に取ってみます。

以下のように、築30年の古くなって腐っている屋根下地があるとします。

腐った屋根の下地(野地板)です。

腐っているのはこの部分だけだとした場合、以下のどの施工を選ばれますか?

1、安くするため腐っている部分のみやり替え、その他古いものを残しその上に新しく施工する。その他使えそうな古いものはそのままなので施工費は安い!

2,古くなって寿命が短くなっているものは全てやり替え、その上に新しく施工する。古いものは全て剥がして取り替えるので施工費は高い!

1,2どちらを選ばれますか?

この様なパターンはリノベにおいては多々あります。

「ここで考えなければならないのは、あと何年住まなければならないか!」です。

今回のパターンのように「屋根」という非常に大切な部分に関しては慎重に判断しなければなりません。

安ければ良いというのを優先した場合、多分15~20年後には再度屋根のリノベが必要になってくるでしょう!

自身の年齢が70歳以上であれば良いですが、それでも90歳まで生きた場合20年住むことになります。

非常に微妙な感じですね。20年以内には再度リノベが必要になるかもしれませんね!

要するに、価格を優先するがあまり、その先の家の寿命を計算せず、生涯トータル金額では高くなってしまう事は避けなければならないのです!

しかし、一般の方は施工内容の違いによりその後の耐久性が大きく変わる事は、少し勉強したぐらいでは実際のところわからないと思います。


そこで!

リフォーム・リノベーションを実行する際に重要になるのは、

1.先ずは施工後何年つかわなければならないか?を、ある程度決める必要があります。

2.そして、業者を選ぶ際にはその事をまず伝えましょう!

3.その上でプロに施工内容を決めてもらうのが良いかと思います。


当社ではリフォーム工事のお問い合わせがあった場合は上記に気をつけています。

生涯でのトータル金額が高くならないよう、最善のリフォーム・リノベーションをご提案しています。